出雲市立第三中学校で高齢者疑似体験を実施しました

9月5日(火)に、出雲市立第三中学校の1年生が、地域の福祉団体やボランティア団体等計12団体を講師に迎え、2団体を選択して体験活動を行いました。

本会は高齢者疑似体験の講師を務めました。高齢者疑似体験セットを着用し、軍手を2枚重ねて手にはめ、箸を使って碁石をつかんだり、黒板に自分の名前を書いたり、視野狭窄(視野が狭くなる)を想定したゴーグルを着けて新聞を読んだりしました。

また、右腕、右膝を用具で固定し伸びきった状態で靴を履く体験では、四苦八苦する生徒もいました。

参加した生徒から、「困っているお年寄りや障がい者の方がいたら、勇気をだして話かけてみようと思いました。」、「誰とでもあいさつをし、誰でも助けられるようになりたいと思います。」などの感想がありました。

今回の学習では、高齢者や障がいのある方の不自由さを知り、自分たちには何ができるのかを考え、あいさつを含めた「声かけ」という答えにたどり着きました。

参加した生徒から学校全体に広まり、地域にも浸透していければと思います。