出雲商業高校で「あいサポーター研修」を実施しました
6月20日(火)に島根県立出雲商業高等学校で家庭科の「生活と福祉」を選択する3年生20名を対象に「あいサポーター研修」を実施しました。
視覚障がい者の川上さんと本会の職員が講師(メッセンジャー)として出向き、手話講座と体験学習を行いました。
体験学習では1分間目を閉じ、何を感じたか生徒に発表してもらい、「鳥の声」「他のクラスの声」「真っ暗で怖い」など様々な感想がありました。
川上さんより「風も感じませんでしたか?耳だけでなく、肌からも感じることができる。」と話があり、目(視覚)に障がいがあると耳(聴覚)以外にも様々な感覚を用いて生活していることを生徒に伝えました。
また、手に障がいがあると仮定して、足だけで靴下を脱ぐ疑似体験を行いました。器用に脱ぐ生徒もいれば、四苦八苦する生徒もいました。
本会の職員から「障がいのある人も工夫をしながら、その人らしい生活をしている。そのために、できないことをサポートしてほしい。」と話しました。
最後に生徒から「困っている人を見かけたら声を掛けたいです。」と感想がありました。
(出雲市社会福祉協議会 あいサポート運動推進事業)