介護のプロが伝える!出雲二中3年生と介護の基礎的講座

地域福祉課です!
このほど、出雲市立第二中学校3年生を対象に介護の基礎的講座を行いました。
これは、市内の福祉事業所の職員が講師となり、高齢者や介護への理解を深めたり、介護職の魅力を伝えたりする取組です。
まず、座学で「福祉・幸せ・老い・介護」の4つの柱について理解を深め、その後は高齢者疑似体験。装具を身に付け、立ち座りや文字を見る・書く、買い物などをお互いに助け合いながら体験しました。各コーナーで講師のアドバイスを受け、実践を通じて学びを深めることができました。

<生徒の声>
・老いや介護の見方が大きく変わりました。介護は単にできないことを手伝うのではなく、その人の人生や価値観に寄り添い、残された能力を活かして「その人らしい生活」を支えることだと学びました。
・高齢者の方が感じる体の痛みや見える・聞こえる世界を実際に体験し、不安な気持ちになりました。これを忘れずに、困っている人を見かけたらサポートができるようになりたいです。

福祉のプロから学んだことで、老いや介護へのイメージが変わり、魅力ややりがいに気づいたという生徒が多くいました。生徒たちの未来の選択肢が広がる貴重な講座となったようです!
【今回の協力事業所】
セカンド・サロンえるだー/特別養護老人ホーム清流園/特別養護老人ホームもくもく苑/介護サービスさくら/特別養護老人ホームひまわり園/老健まんだ/なのはな園