「平成29年度ボランティア講座―聴覚障がい者とともに―」を開催しました

2月20日(火)に、「平成29年度ボランティア講座―聴覚障がい者とともに―」を開催しました。

講座では、聴覚障がいの特性や要約筆記について学び、手話体験や聴覚に障がいのある方とのコミュニケーションツールの1つである「筆談グッズ」作りを行いました。

また、聴覚に障がいのある当事者2名から、お話をいただきました。

難聴者の方からは、「雪がたくさん降る寒い日に、誰もいない無人駅で電車を待つことがあった。健聴者(聞こえる人)であれば、待合室で駅構内放送を聞いてホームに出れば良いが、私は放送が聞き取れないので、寒い中ずっとホームで電車を待っていた。」との体験談が語られました。

参加者からは、「聴覚に障がいのある方が情報を得られるよう配慮することの大切さが理解できた」「ろう者・難聴者それぞれの思いを聞くことができて良かった」「筆談グッズを、これから実践の場で活用していきたい」等の感想がありました。