今市地区社会福祉協議会で「あいサポーター研修」を実施しました
3月4日(日)に、今市地区の皆さん29人を対象に「あいサポーター研修」を実施しました。
小脳出血により後遺症がある今市地区在住のの野村治久さんが講師となり、運動機能が制限されている身体の状態やリハビリのために地区内を歩いていることを話されました。また、家事など自分でできることは自分で行っているとの話もありました。
体験学習では、両足に脚を動かしにくくするサポーターを装着して階段の上り下りと道路の横断を行い、スムーズな動作が難しいことや気を付けるポイントなどを体験しながら気づいてもらいました。
参加者からは、「障がいのある人は『困っている人』ではないと気づいた」「何かをしてあげるのではなく、まずは話をすることが大切だと感じた」「これからは野村さんにあいさつをしたい」といった感想がありました。
野村さんの「努力を続けて生きた証を残したい」という言葉が、多くの参加者の心に響いたようです。