大津地区で「認知症高齢者声かけ訓練」が実施されました
認知症になっても安心して暮らせる大津地区になることを目的に、大津地区社会福祉協議会主催による「認知症声かけ訓練」が11月10日(土)に実施されました。
今回で4回目となる訓練は、認知症役の10人が緑色のエプロンとピンク色の傘を身に付け、観察役のスタッフとともに約30分間歩き、地区住民から声かけをしてもらうという内容でした。
90人の住民が声をかけました。声かけをした高野好江さんは「自分の母は認知症ではないが、地域の人によく声をかけてもらっていた。恩返しの意味でも自分も声をかけていきたい。」と話されました。
出雲市では、唯一大津地区が訓練を実施していますが、こうした取組が地域に広がることを期待したいです。
(出雲市社会福祉協議会が、会費、寄付金、赤い羽根共同募金を財源に助成した事業です。)